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辺り一面の真っ青な草原
そこに
美しい銀の髪を靡かせた神秘的な少女
〟銀華(ぎんか)〝
その少女の紫色の瞳は宝石のよう美しい
しかし
そんな小柄で可憐な女の子には不釣り合いな
ナイフを腰から数本下げ、仁王立ちで立っている。
「‥‥銀華ねぇちゃん」
その前には涙目の子供達の姿
どうやら目の前の少女に怒られているらしい
『村の外は危険だから、子供達だけで出ちゃダメだって
村長から言われてるでしょ!!』
「う~‥ごめんなさい💧💧💧」
子供達から少し離れた所には
よだれを垂らし息絶える醜い獣が横たわっていた。
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