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『さてと、続きを‥‥ん?』
銀華が辺りを見回すと
先ほど倒した獣の前に見知らぬ男が立っていた
村の者ではない‥‥
あの剣は?
ジッと男の様子を伺っていると
視線に気付いたのかこちらを向く
「お前は、小さいのに強いのだな」
男は、関心したよいに声をかける
その顔は笑っているのに何故か
ヒヤリとする美しい笑顔だった
『‥‥ちい‥‥‥』
しかし、今の銀華にはその美しさに
目を奪われるだけの余裕は無かったらしい
原因は‥‥
『小さいって言うなぁ💢💢!!!!』
そう、〟小さい〝
この言葉に過敏に反応したからである。
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