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何時も何処にでもある空を見上げる。 目を閉じて思いっきり空気を吸う。 目を開けて空に吐く。 その息の風が空に浮かぶ雲に届く。 少しだけどっちも大きくなる気がする。 空の大きさにはまだまだ勝てないけど、何時も其処にある空はずっと見てくれている。 小さな小さなあたしが必死で生きてる姿。 だからあたしは空を見上げる。 誰かも同じ空を見上げてるはず。 空見上げてごらん?
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