プロローグ

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巻き起こる嵐の暗闇の中… 銀髪で銀色の瞳の女性が二人の赤ん坊を連れ、森の中を走っていた 「…早く…早くこの子達を安全なところへ…」 女性はある巨大な木のもとで立ち止まった 「ここで…さよなら…ね」 女性が木に手をかざすと、光の空間ができた 「二人共、元気でね…」 女性は二人の赤ん坊を光の空間へ入れた 「……必ず生きるのよ」 その後…巨大な木のもとにはかすかな光だけが残っていた
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