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純「ホントにめっちゃ稼いでんのか?あんまり信用できねぇな」
純は訝しげに言った。口先だけの可能性もある。
先成「そうだね…。確かに君がそう言うのも、もっともだな…。
じゃあこうしよう。明日の晩、ご馳走させてくれないか?他にも話したい事もあるし。その時に、前金として、五十万を払おう」
先成はさらりと中々凄い事を言った。
純「……五十万…って……。高校生が出せる金じゃねーだろ…」
先成「君を信用させる為だ。それに、君以外の三人にも前金は払ってる。君より安いが、三十万だ」
先成は相当純の強さを認めているようだ。
純「ちなみに…一回の指令でいくら貰える?」
純は恐る恐る聞いた。
先成「まず、五十万は君がバイトをする前金として払われる物だ。
次に指令の報酬が…そうだな…百万から三百万程度か」
純は生唾を飲み込んだ。一回喧嘩するだけで、少なくとも百万……。
純「……OK。じゃあ明日話をつけよう。よく考えておくよ」
先成「うん。分かった。いい返事待ってるよ」
先成は嬉しそうに言って電話を切った。
純「うへへ…。百万でっせ…。喧嘩するだけで百万でっせぇ…」
純の明日の返事はもう、決まっていた。
翌日、純はバイトの事を美波に自慢気に話していた。美波は驚きながらも、羨ましそうに聞いていた。
純「かなり!やり甲斐のあるバイトじゃね!?」
美波「いいなぁ…。あたしなんて…一回で良くて十万だもん…」
純(うん…。確かに美波とヤるのに…十万は安いかも……)
美波との行為をした事のある純はそう思った。
純はタダで美波とヤれたのだが、その時は美波がかなり欲求不満だった。純曰く、AVでも体験できないような、激しさだったとか。
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