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ある小さな村に
金髪の緑の目をした少年と茶色のを碧い目をした少年が土に木の枝を使って絵を書いていた。
「あ!」
茶色い髪をした少年が顔をあげ、空を指さした。
「ん?どうしたカイン?」
金髪の少年は不思議そうにカインの指さした空をみた。
カイン「すごいねアル、僕初めてだよ。こんな綺麗夕陽みたの。」
カインは目を輝かせて俺に言う。
(すごい…)
俺は返事を返すことを忘れてただ目の前の景色に感動していた。
橙色の太陽が山と山の間に沈んでゆく。
オレンジの空に群青が混じっていて、とても幻想的だ…
夕陽を観ながら2人は明日も冬の乾いた空で輝く夕陽をもう一度観るのだと約束し、それぞれの家に帰った。
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