1人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
「村が…燃えてる?!」
俺はまだたちの悪い夢のような気がしてた…
でも、自分でもよく寝れたもんだ冬空の下、草を駆ける突風で頭が、身体中が冷えてゆく。
夢じゃないんだ…
とおもうと、
安心してる自分がいた。
「………カイン?」
なんで、今まで気がつかなかったんだろう…隣で一緒に寝転んでいたカインがいなかった。
…………………
………………
………?!
俺は嫌な予感と寒気を感じた。
(まさか……?!)
俺は丘を降りて炎に包まれた村に向かって走った。
最初のコメントを投稿しよう!