1人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
俺が目を覚ました時、
最初に目に入ったのは真っ白い無機質な天井だった。
かすかに薬品の匂いがする………病院に運ばれたのだ…
目が腫れて痛い…かなり泣いたんだな………
「これじゃあイケメンが台無しじゃねぇか…カインの野郎…一発殴ってやらないとな。」
俺は別に親が殺されたことには怒っていなかった。
ただ…なにも言ってくれなかったことに腹がたって仕方なかった。
この世界は魔力を持たない人間等いない…だが、カインのように魔力を持たないただの人間は、精霊と契約ができ、瞳に焼き印がつく…。
それでも、魔力がない奴は赤ん坊の頃からない筈だか、カインは赤ん坊からは微弱だが、魔力はあった。
疑問は幾つもあるが、
カインはいつ精霊と契約したのか……
なぜ……………村の人達まで殺したのか…
(考えてても仕方ないか、とりあえずカインともう1度話そう)
俺はカインと話すため、カインを捜すことにした
最初のコメントを投稿しよう!