キャバ嬢~詩音の誕生~

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席に着きグラスを用意し お酒をブランデーか焼酎かを 聞き会話をしながら 作り始めた… 『いきなりなんですけど…いくつですかぁ?』 『いきなりかよ。(笑)お前いくつだよ』 『18歳ですょ~いくつですかぁ?』 緊張がさっきよりかは 少しほぐれ でもまだぎこちない感じ あたしは何故か 必死にお客さんに それが伝わらないようにしていた お酒の作ったグラスを お客さんの元へ… そして乾杯のタイミング するとマリア(のーちん)が 会話に混ざってきた。 『あたし達も水じゃなくてお酒で乾杯していぃですかぁ~?』 あの甘い子猫の声で おねだり お客もNOとは言えず 好きなものどうぞっと 頼んでくれた。 (男を手玉に取るの本当相変わらずうまいなぁ…天職だなこりゃ(笑)) そして会話をしてる間に 着けまわしのボーイが うちらの名前を呼び また別の席へ…
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