キャバ嬢~詩音の誕生~

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ベッドでまだ睡魔と 電話の着信音と 戦う中 携帯を手にした… 『はい。』 『連絡ないけど。今家なん?』 『うん…かなり疲れてる。』 『大丈夫?夜はやっぱりやってほしくないわ。もぅ一回話そう。ダメなん?』 『あたしそーゆうのやだ。』 疲れ切ってる中 口論になった。 『こっちは仕事でもイライラした事たくさんあるのになんで文句言われんの?』 『ごめん…。でも夜やったら会える時間少なくなるな…。』 あっ君の言う事なんか聞きもせず 自分の愚痴だらけ。 名前が決まらない事も話した。 『メアリーはないだろー(笑)』 『あたしだってやだよ!』 『なんかないのかねー?』 『考えてよ!』 『米(ヨネ)とかは(笑)?』 『ケンカ売ってんの?今から来いよ!(怒)』 『居ますよ。(笑)』 『はぁ?(怒)』 『会うと喧嘩になると思ったから電話切ったら会わずに帰ろうかと思ってたんだ。今めりんちの外だよ。(笑)』 外に出て見ると バイクに寄りかかって 電話してるあっ君が居た。
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