プー太郎

2/4
53人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
『もしも?今日どうする?』 『とりあえずモスに集合しない?』 『OK✋』 本当どこにでもいそうな 18歳のあたし。 仕事も長続きせず なぁ➰んもする事なく 金も無いのに友達と毎日 遊びほうけて その日暮らしをしてきた。 今日も一番の親友 『のーちん』 と会う約束をした。 のーちんは凄く モテる子だった 顔は… 安西ひろこと 長谷川京子のデビュー時に 似てる感じかな。 ギャルそして甘え上手 人なつっこい。 猫みたいな犬みたいな たいがいの男は 好きになる。 この親友がのちに 最悪な女になるなんて 思っても見なかった…。 『めりぃ➰❤』 『待った➰⁉なんか食べよう😏』 2人でモスチキンをほうばった のーちんがバックの中から ごそごそ…。 『ジャーン😏』 『?わざわざ買ったの?』 『そぅ😁めりと一緒に見たくて』 そぅ言ってテーブルの上に 置いたのは 求人雑誌のあるページだった。 『ここ新規openなんだって✋一緒に働こうよ😏時給もいいし』 そのページを見ると 時給2000円~って⁉ なんか怪しくない⁉ 18歳のあたしには魅力的だが なんか怪しいのではないかと 不安もあった…。 当時のキャバクラは今みたいに TVでも取り上げられて無く あんな派手なドレスでもなく 学生がバイト感覚で働けるような そんな華やかな世界ではなかった。 『あたしもそろそろ家にお金入れないと行けないから面接行くだけ言ってみようかな。怪しかったらすぐ帰ろう。』 『うん。じゃぁ今電話しちゃうね。』 面接の日取りを決め 後日その場所へ 向かうことになった。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!