交錯する想い

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「別に最後までヤらなくたって・・・・」 雪成はシャツのボタンを全部外し終わると、ズボンのベルトに手を掛けた。 「だって・・当たってるよ・・?」 白いシャツを羽織っているだけという姿で馬乗り状態。意識してしまえば否応なしに反応するわけで。  「い、いいから!!!」  起き上がろうとする俺を雪成が押さえ付けた。  ーーー何ていう馬鹿力。 感心してる場合じゃなかったッ!!。  下着ごと、ズボンを降ろされて俺は観念した。  「れーん」 「何?」 「何かクリーム無い?」  クリーム・・・・?  ・・・・・・意味を理解して一瞬固まる。  「・・・・確か隣の部屋に蜂蜜の入った箱があるはず」 起き上がり、下着だけ付けて隣の部屋に行くと、お目当てのものが置いてあり、それを持ち出し部屋に戻った。
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