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「・・・・持ってきた」
「煉」
「ん?」
「俺と繋がるの嫌?」
「えッ・・・・」
フッと笑い、蜂蜜を握る俺の手へと視線を落とした。
「だって嫌そうに見えたから、さっき」
「そんな事あるわけないだろ・・・・」
雪成は俺の手から蜂蜜の瓶を取ると蓋を開けた。
瓶の中に手を入れて、それを赤い舌で舐めた。
「雪・・・・?」
「俺の所為にしていいから」
何を言わせてんだよ、俺はッ。
自分の意志で雪成を抱くって決めたのに。
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