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*雪成Side*
煉と湯澤が何処かに行ってしまった後、俺は兄貴達と屋上にいた。
何をするでもなく、時間を潰していた。
昨日の夜、煉を求めまくった、浅ましい位に何度も。
煉で満たされたかった。
初めての行為なのに、痛みより快感が勝って・・・・。
自分の中にいる煉を感じるだけで、達しそうになった。
求めれば、求めただけ、返ってくる。
・・幸せだった。
ただ、一つ不満を言えば。
煉が先にダウンしてしまった事。
後二回は俺はヤりたかったのに・・・・!
余韻に浸っていたいのにそれを邪魔するかのように鳴り続ける携帯のバイブ。
舌打ちしながら、携帯の待ち受け画面を見ると湯澤からだった。
・・・・何だろう。凄く嫌な予感がする。
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