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「・・・ハア~・・・。
昨日はひどいめにあったな・・・。」
ブツブツとひとりごとを言いながら通学路を歩いていると後ろからいつも聞き慣れている声が聞こえる。
「よっ!
どうした?今日はいつも以上にくらいぞ?」
いつも以上って・・・オレはいつも暗い 感じで見られてるのか?
「いや、なんでもない。」
「・・・猫田ミミについての話か?」
一瞬オレの動きが止まった気がする。
牙は話を続けた。
「猫田ミミ
平成4年 3月30日生まれ。15歳。
学校では才色兼備を放つ根っからの優等生タイプ。〈男子100人が選ぶ彼女にしたい女No.1〉
そんな女だからこそ、心配するのはわかるが・・・。」
この通り、牙はここらへん一帯の情報屋らしい。
しかし、これはもう
れっきとしたストーカー行為だな・・・。
捕まらないのか?
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