彼女はネコ耳!?

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「………!!!!!!!!!」 振り向いた瞬間、オレは声に出ないほど驚いた。 恥ずかしがっている彼女の頭にはな、なんと…………、 「ネコ耳――――――――――――――――!!!???」 ふと見ると彼女が顔を赤らめながらも怒っているのが見えた。 「ご、ごめん!」 「やっぱり驚いた……。」 「いや……あの……それは……」 「……これが私の本当の姿……」 最初見たときは頭にネコ耳が生えてて驚いたけど……かわいい!! 真っ黒のツヤ髪の上に黒いネコ耳が……! オレはオタクなんかじゃないけど、これはメチャクチャいい! 「……あなたもどうせ誰かにバラしちゃうんでしょ……。」 ……そうか……それが理由で今まで転校続きだったのか…… 「ねぇ。」 「う、うん!何があっても絶対言わない!」 「……本当……?」 「当然だろ!!!」 「!!」 彼女がびくっとした。 「オレは今まで付き合ってたこともないし、ましてやまったく女の子と話したことはないよ!」 何恥ずかしいことどうどうと言っているんだ? 「……でもオレは好きな娘がどんな格好をしていてもかまわない! ……それにその耳が付いていても付いていなくても猫田さんは猫田さんだ!」 ……うわっ……なんかすごく恥ずかしいこと言った……。 すると、突然彼女が泣き出してしまった。 「えっ!?あの、ごめん!なんか気にさわること言ったかな?」 「……ううん、違うの……、」
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