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「…ありがとう………。」
夕日のように顔を真っ赤にして言った言葉はとても印象的だった……。
気が付くと外は真っ暗になっていた。
家に帰ったオレはひとり部屋の中にいる。
………ハア………、あれから猫田さん、泣いてばっかで聞きたいこと何にも聞けなかったな………。
しかし、よく付き合えるようになったな……。
なんか怖いな…。
「………。」
《……ありがとう……》
その言葉と顔を思い出すたびにオレの顔が真っ赤になり、ベッドにうずくまる。
でも、告白成功したのはいいけど……、これからどうしよう……。
……ま、まずはメアド交換からかな……
その夜は興奮して、一睡もできなかった。
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