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この夏の切なさは
いつのまにか
風のように
通りすぎていった
それはわるい夢をみていたように
その夢のじかんは
とてもながく つらく
僕をくるしさのなかに
とじこめてた
…
でも そのくるしさのなか いつか きみ が
僕がいるこの砂浜にやって来るんじゃないかと
ずっと 胸の いちばん
すみに
きみ をおいて胸の扉をしめてた
…
そうして
きみ はやって来た
…
いまから 胸の扉を
あけよう
またこの砂浜で 語ろう
これからたとえきみ が
離れても
もう 寂しくならないよ
きみ の存在は
僕にとって 永遠である
と 想えるようになったから
きみ のやさしさが
今になって わかったよ
きみ が僕になにを伝えたかったかわかったよ
きみ への僕のはるかな想いは
はるか水平線のかなたに 置いておくよ
水平線と想いが果てしなくつづいてる
…
…
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