バレないように頑張りますとも!

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……………は? 今新井由美って…いや、聞き間違いだ… 「スマン…堂島………もう一度言ってくれ…誰に告白するんだ?」 「だから!新井由美!お前知ってる?超可愛いんだぜ!?」 ヤバい!こいつ由美に告白する気だ!なんとしても阻止しなければ! 「おい堂島!アイツはやめた方がいい! アイツはすごい性格が悪くて噂じゃ日本の不良を仕切る最凶最悪の女番ちょ……」 そういって告白しないように説得してると天国への迎えがきた。 「お、おい匠…それが本当なら……まずい…後ろ見てみろ……」 「へ?」 俺が後ろを向くと由美が仁王立ちをして俺をものすごい殺気で睨みつけている。 「た~く~み~さん!!何を言ってるんですか…!」 「あ、由美… どこから聞いてた?」 「たくみさんが私の悪口を言っている所くらいからです…!」 「お、おい!匠!さっきの話なかったことにしてくれ!!それじゃ!!」 そういってあいつは光の速さでいなくなった。 「ゴメン!これには深い事情があって…」 「問答無用です!!」 ドコ!バキ!グシャ!! 俺が起きた時にはもう放課後になっていた。 保健の先生によると、俺は一回も起きるどころか、指1本も動かさなかったほど深い眠りについていたらしい。
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