第①話

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球技大会なんてやらなければいいのに…。 「…メンドイ…。」 また、さくらがいない。 何でだろう?さくらが学校を休んでるなんて絶対に可笑しい。 だって熱が40度あっても普通に来た人だよ…? 「裕紀ー、さくら3日も休んでるけど大丈夫かな?」 ゆう…き…? 「…さあ…?」私と目も合わさず逃げるように友達の所に行ってしまった。 さくらからメールの返信すらない…。大丈夫かな? ピンポーン。 「…家に来ちゃったよ。」 ん…?いないのかなぁ。 「…………しお…。」 ゆっくりとドアが開く。 「さ、さくら大丈夫?」 えっ?えっ?急に地面に座り込み泣き出した。 「…も、だ…っめ…ん」 「泣き病むまで話しなくていいから。」 .
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