始めは終わりに

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そんな生活の中にも心が少し締め付けられるような事があった。 それは雨上がりの水たまりだったり、雲一つないビルの間の青空だったりした。 心にもやができたように感じ、どうにもいたたまれない感覚に襲われた。 そんな時に君を思い出す。 何もかもが眩しかった時があるからこそ艶を無くした今に悲しくなる。
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