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北村はどこかスッキリしない気分のまま、昼を迎えた。 会社のすぐ側にある公園のベンチに腰掛けている。  膝には彼女である純子が久しぶりに作ってくれた弁当が乗っている。 (そういえば最近、純子を構ってあげれてないな… 落ち着いたらゆっくり温泉でも連れていくか。) そんな事を考えながら包みを開き、ラップに包まれたおにぎりを口にした。
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