5/25

261人が本棚に入れています
本棚に追加
/115ページ
「おい…  どした?」 心配そうな顔で、課長である丸山も北村の元へ歩みを進めた。 北村は大きく息を吸い、そして吐き出すと重くなった口を開いた。 「………今の電話は、今の電話は、この前、ここに来た刑事さんが亡くなったとの知らせでした……あ、あの若い方じゃなく、年配の方の……。」 坂下が身を乗り出し、丸山が目を見開いた。 「なに?!」
/115ページ

最初のコメントを投稿しよう!

261人が本棚に入れています
本棚に追加