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スネオママ(登録番号6番)は震えていた。
「いくら擬似的でも死ぬなんてヤダ…。私だけは生き延びてやる……!」
スネオママはマシンガン【FA―MAS】を両手にしっかりと握り締めた。
FA-MASは、大型のマシンガンで、連射機能に優れている。
人間程度ならば、数秒で蜂の巣にできる代物だ。
リュックの中には、弾もたっぷり300発はあった。
ジャイアンと大体同じ位置に落とされたスネオママ。
同じ街の5つ隣のビルで気がついた。
近くにあったメモ書きには大まかなルールが書いてあり、
食料などと一緒に例のマシンガンが入っていた。
スネオママそれを握り締め街に出た。
そして街を歩いている時に偶然人影を見て、気が付けば発砲していた。
「ちくしょう………まだ殺ってない……確実に……殺らないと…………」
スネオママは、どんどん森の奥へ進んでいった。
ガサガサッと、葉が揺れた。
「!!!!!」何だ!?
不意音のした方に銃を向ける。風?動物?いや……違う。
またもガサガサッ、と音がした。
今度は反対側!だ…誰!!!???さっきの奴か?それとも新手……?
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