第一部

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1時間後       うまく全員が集まり、14人でのスタートとなった。 全員がのびた家の庭に集合した。あの妖しげなマシンが庭の中央に置かれている。 「おいのび太。このクソ暑い中呼び出したんだ。面白くなかったらどうなるか、解ってるよな?」 ジャイアンがのび太をにらむ。 「だ…大丈夫だよ……ね?ドラえもん?」 「大丈夫大丈夫。何とかなる。では皆様!バトールロワールの世界へれっつごー!」 ドラがスイッチを入れる。 ウィーーーーンという妖しい音と共に全員がどこか別の空間へとワープした。     「……あたたたた…。ここは何処だ?」 のびたは気がついた。どうやらワープの時に頭をぶつけたようだった。 まだフラフラして足元がおぼつかないが、なんとかのびたは立ち上がった。 そこには見たことの無い町並みがあった。 「ドラえもんめ…また欠陥品か…?」のびたは呟いた。 しかしそうではなかった。のびたが倒れていた場所のすぐ隣に 持ってきた覚えが無いリュックサックが落ちていた。
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