第一部

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「なんじゃこりゃ?」のびたがそれを拾い上げ、地面に中身を全て出した。 そこには、この地域だと思われる地図、 食パンが6斤と水が入っている500mlペットボトルが1本。 また、鉛筆、ノート、方位磁針、 さらに中型の拳銃【ベレッタM92F】と大量の弾丸が入っていた。 「なんだこれ…。なんで拳銃なんかはいってるんだ?」 のびたは、さらに底にあった1つのメモ書きを見つけた。それを読んだ。 そこには、とんでもない事が書いてあった。   「野比のびた様 本ゲーム、【バトーロワール】は擬似的に人を殺すものです。 あなたの場合、カバンに拳銃が入っていたでしょう? それを有効に活用し、敵を倒して下さい。しかし手を抜くと自分が死にますのでご注意を。 しかし、あくまでも擬似的です。現実には何ら関わりありません。ですので、 快くお楽しみ下さい。時間制限は3日間です。 3日を過ぎると、この島は強制爆破されます.ご注意下さい。 このメモは、参加者全員に配られるものです 四次元ポケットは完全に使用不能です」 のび太はメモ書きを握ったまま、一人で喋り始めた。
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