出会い

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「名前、教える気になったら 言ってね?」 自分がこういう態度を取ったにも関わらず、 君は私に向かって明るい笑顔で 返した後 そのまま図書室を後にした。 『…何なの?アイツは。』 今度は私自身が呆気にとられてしまった。 「あ、もう時間だ。」 昼休み終了のチャイムの音が 鳴りだす5分前に 気付いた私は図書室を後にし、 教室へと戻って行った-。
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