危険な好奇心

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家の呼び鈴を押すと、明るい声で 『はぁーい!』 と淳の母親が出て来た。 俺が『淳は?』と聞くと、おばさんは 『わざわざお見舞いありがとねー。あの子、部屋にいるから上がって。』 と言われ、俺と慎は淳の部屋に向かった。 『淳!入るぞ!』 と淳の部屋に入ると、淳はベットで横になりながら漫画を読んでいた。 以外と平気そうな淳を見て俺と慎は少し安心した。 慎『何で今日休んだん?』 俺『心配したぞ!風邪け?』 淳『・・・』 淳は無言のまま漫画を閉じ、俯いていた。 そこにおばさんが菓子とジュースを持ってきて、 『この子、10日ぐらい前からずっとジンマシンが引かないのよ。』 と言って 『駄菓子の食べ過ぎじゃないのー?』 と続けた。 笑いながらおばさんは部屋を出ていった。 俺と慎は笑って 『何だよ!脅かすなよー、ジンマシンかよ!拾い食いでもしたんだろ?』 とおどけたが、淳は俯いたまま笑わなかった。 慎が 『おい!淳どうした?』 と訪ねると淳は無言でTシャツを脱いだ。
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