宣告

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  気が付くと屋上に立っていた   俺はよくタバコを吸いにここにきていた 無意識で足が向いたのだろうか・・・   タバコを取り出してライターを探した ん?落としたかな?   『クソッ』   ふと後ろを見るとそこには小柄な私服の女の子がたっていた 見舞い客かな?   「あの・・・ライター落としてましたよ」   見ると俺のライターを持っている   「あぁどうも」   ライターを渡されると彼女はすぐ立ち去った   この出会いが俺の人生をかえるとはこの時は微塵にも思わなかった    
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