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「ど~しよ~」 「適当でいいと思うよ~ 例えば テストの不満アンケート みたいな感じで」 「ありきたりすぎじゃまいか……」 「ありきたりが一番」 クラスメートの 沙木沢雪之の新聞部の相談にのる 「めんどいんだけど……」 「いいじゃないか☆ 『親友』なんだしさ」 「雪之…!! 親友だぁぁ~」 なわけない…… だがそれでいい 友人はめんどくさい時頼ればいい…… 現実を嘘で彩る…… 悪いことでわない…… スバラシイ!! 「ちょっと聞いてる? まったく…… あっ……!! 有利君……?」 「何?」 佐々木 有利 帰宅部 ちょっとテンパかかった栗色の髪に少し幼い顔の美少年 「いや…… なんかさ~ 新聞部で新聞作るからなんかネタない?」 「ないんだけど……」
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