■ふたり■

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  ナレーション 「人とは残酷な生き物である。何故こうも、すれ違って生きてしまうのか。これが人の性であると、誰が決めつけたのか。解らない事だらけの世界で、生き残るためには何でもしよう。私はそう、誓ったのである」   亜也 「貴方なんて消えちゃえばいいのよ!」   美夏 「私……私は……」   亜也 「貴方さえいなければ全て上手くいったのに!」   美夏 「……っごめんなさい……ケーキ、上手く……作れなくて」   亜也 「貴方なんかこの世に存在しなかったら、私の成績が落ちる事だってなかった!ウザイんだよ!」   美夏 「ケーキ、ごめんなさい……っ」   拓海 「浩美―。お前同時にそういう番組見るのやめろって」   浩美 「兄さん、良いじゃない。会話意外に繋がるのよ、こういうの」  
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