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「な~~つ~~き~~」
…人が気持ち良く寝てたのに大声で私を呼ぶのは一人しかいない。
「うっさいわね!!呼び鈴鳴らすとかできないの?!」
「うわ~…菜月…近所迷惑だよ…」
……どっちが💢
「んなことより!!今日…何の日か覚えてる?!」
えぇ。えぇ。覚えていますとも✨
今日はNA●●TOの最新巻の発売日だもの❤
そりゃ尊がウキウキしてるはずだわ。
…私は二度寝したけど(笑)
「当たり前でしょ✌今から準備するから待ってて!」
素早く私はタンスから適当に服を選んで着た。
オタクはファッションなんて気にしないもん(笑)
「お待たせ!じゃ、行くよ!」
「おぅ!」
私と尊は去年出会った。教室で一人だけ浮いてる尊に話しかけたのが、私。
まぁ…同じ趣味の匂いがしたから話しかけたんだけどね(笑)
本屋で最新巻を買った私たちは、そのまま公園で話した。
「ねぇ菜月~…」
「なぁに?」
「ジュースおごって?」
…可愛く言われても可愛くないし。てかむしろキモい(笑)
「小遣い5万も貰ってるのにそれを言うか💢私は金欠なのよ!!」
「だって~…色々買いすぎて……」
色々…?
今月の最新巻は黒●事とNA●●TOとRE●●RN!しかないはずだけど…
それに、単行本は高くても500円だから…5万もしないはず。
「じ……実は~…アニ●イト行っちゃったんだ~…」
はぁぁぁ?!!!!!
私が小遣い足りなくて我慢して節約してるときにこの金持ちっ💢
私を置いてアニ●イトに行った罪は重いんだから!
「ちょ~っと我慢してね?一瞬だから💢」
「菜月~~~💦💦落ち着いて~💦💦一瞬じゃなくて永遠に眠っちゃうよ~~っ!!😱」
おもむろにでかいハンマーを取り出す私(笑)
こんなのどこにあったのかって?
まぁ、気にしないで✨
「すみませんでしたぁぁぁ!!!!!!〓〓」
「分かればいいのよ😁」
これだから金持ちは…はぁ💧
「お詫びにグッズ1個頂戴ね😁」
「😱」
「菜月…家、大丈夫?」
大丈夫…って言いたいところなんだけどね~…お父さんが借金作ったらしいのよね~…。
「何?急に(笑)」
「いや…心配だから💦」
「ありがと😃」
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