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「君には一応息子のお世話係りになってもらうよ。」
息子さんかぁ…どんな人なんだろう。
不良だったら嫌だな…。
怖いし…(笑)
「ちょっと口が悪いけど…菜月さんと同い年だから。」
私と同い年?!
しかも口が悪いって…💧
不良決定?!
「この部屋が息子の部屋だ。……おい…居るなら出てきなさい。お前に紹介したい子がいるんだ」
ガチャ…
あ…出てきた。おじ様が邪魔で見えないっ!!
「お前に新しい世話係りをつけることにした。」
「初めまして!市川菜月です!!」
思いっきり顔も見ずに頭を下げた。
……あ、失礼だったかな~?
ま、いっか👍
「…待った!!…その声…本当に菜月?!!」
「えっ……」
恐る恐る顔を上げると、そこには見慣れた顔が…
「尊~~~~??!!」
「は?!え?!何で菜月がここに?!」
「は?!え?!何で尊がここに?!」
あ、ハモった(笑)
じゃなくて!!!!何で本当にここに尊がいるの?
「何だ…知り合いだったのか?」
知り合いも何も親友です!!おじ様!
「うっせぇよ💢てめぇには関係ねぇだろぅが💢」
…えぇぇぇぇぇぇ!?
あの笑顔が無邪気な尊はどこへ?!
てか態度違いすぎでしょ!!
「ちょっと…何でそんな態度なのよ!」
「菜月は気にしないで👍」
いやいやいや…💦
気になるよ普通(笑)
だって明らかに違うんだもん。びっくりだわ💧
「で、菜月は何でここに?」
「親に捨てられちった😌」
「菜月~~💦そこ照れるとこじゃないよ~💦💦」
わかってるわよ!
「私は覚悟してたから心配いらないよ。(あんたがご主人様ってのは気に入らないけど)」
「あれっ…今本音言ってなかった?」
「気のせいよ。」
本当は気のせいじゃなかったり(笑)
「って…ちょっと待てよ?親父…コイツ、俺の世話係りにするっつったよな?」
「あぁ…」
……あれ?
そういえば…私、おじ様の息子さんのお世話係りよね~?
息子さんって…尊よね?
「うっそ…私、親友の世話するの?!」
「うわ~…俺、親友に世話されるんだ…😓」
「「誰か嘘だと言って~~~~~~~!!!!!!!」」
この事実は私にとっても尊にとっても素直に受け入れられる事実じゃなかった。
でも…親友と暮らすってのもありなのかもね(笑)
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