過激な恋の物語

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「はい、わかりました。」 そして家に着くと、嬉しすぎて自然とニヤけてしまう。何か変態みたいで嫌だな…。 待ち合わせのメールも終わり、寝る用意をした。これから楽しくなりそうだ。 デート当日。 映画を見たり、ショッピングを楽しんだ。 ずっと憧れだった人との幸せな時間。 俺は決意した。告白しようと…。 帰り道…。 「今日はとても楽しかったです。ありがとうございました!」 「俺も…今日はありがとう。……俺、早苗さんに言いたいことがあるんだ。」 「はい。なんでしょう?」 「好きです、良ければ俺と付き合ってください。」 いきなりでビックリしているみたいだ。すると、 「え……は…はい!私で良ければ!私も誠君のこと、好きです!」 そして恥ずかしながらも、そっと唇を合わせた。 …家の前まで送り、その後自分の家に帰った。 週明けの月曜日。 学校に着き、席に座っているとある噂が流れてきた。それは、自分の好きな人の写メをケータイの待ち受けにして、誰にもバレずに3週間生活すれば、両思いになれると言う。 「ふ~ん。」 俺はあんまり興味なかった。どうせ俺と早苗さんは両思いだしな…。 昼休み…。 俺は学食に行って、教室にはいなかった。 …その頃クラスの中では 「待ち受け見せてっ!」 「絶対見せないっ!」 など早速いろいろやっている。主に女子たち…。 ある女子が、 「春香~!あんたはどうなのよぉ!」 「わ…私は別に…。」 「いいから見せなさいっ!」 「や…やめてっ!見ないで!」 …と少し怒鳴った。 周りの女子は、 「そんなに…怒らなくても…。」 「……あっ…ゴメンなさい」 春香は誤った。 そして周りに女子がいなくなって春香は独り言を言っている。 「誰にも…見せられないよね…やっぱり。こんな待ち受け……。だって……誠………。」 放課後…。 「誠っ!今日は一緒に帰ろう!」 春香が言ってきた。 「早苗さんは委員会で遅くなるみたいだからな…いいぜ。」 「最近早苗さんとは上手くいってるわけ?」 「まぁな!ラブラブって感じかな!」 「そう…なんだ。」 「なんだよ。元気ないな。」 「べ…別にそんなことないって!」 「ならいいけど…。」 俺は春香を駅まで送って、電車が来るまで話していた。そして電車が来た。
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