告白

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日差しが照り付け夏の匂いがした。 私は夏が一番好きだ。 空は青く澄みわたって綺麗だし、慎のサーフィン姿が見られるから。 雷は凄く怖いけど、怖がっている私の元に慎は必ず来てくれる。 そして内緒で部屋に入れてくれる。 慎の優しい声を聞くだけで、雷なんて平気に思えた。 そして一緒に眠りにつく時に聞こえる、慎の心臓の優しい鼓動は、一番素敵な音楽だった。 お互い好き合っているとそう思っていた。 慎には彼女らしい女はいかなかったし、 海辺で騒いでいる女に見向きもしないで、私の隣に座って 「ただいま」 って頭をなでてくれる。 告白なんていらないって思ってた。 私達の間に誰も入り込めないって思っていた。 そう思っていた・・・
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