2008年、世界大地震

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この地震により地形は大きく変化し、異常な速さで風化が進み、地震から一週間も経った頃には世界は大きく変貌していた。 生き残った者には絶望のみを与えた。 それから100年、新たな生命が生まれ、新たに人類が栄え始めた。 地形は全て繋がり、一つの国となっていた。 いつかの人類の起こりの様に、言葉も新しくなり、昔の文明を知る者もいないので新たに文明が栄えた。 そこで、街の開発の途中で特殊な磁場がある地帯が発見された。 研究者たちは、何か特別なものがあるとして、実際に少数の研究者がそこに住み着いた。 そして、やはり同じ人類なのか、文明が進むにつれて“犯罪者”も出没し始めた。 “犯罪者”は、この100年の間に新たにこう呼ばれるようになった。 【罪人】という意味で、“スィンナー”。 この物語は、これからまた400年後の、特殊磁場に住んでる少年たちとそのスィンナーとの闘いを記した物である。
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