一人

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
一人は 辛く 苦しく 寂しく 泣きたくなる ものだ。 まるで、全く必要とされない何かの道具のようになる。 だが、その道具でも、いずれ必要になる時がくる。 だから、今「一人」の人は「自分は一人」 なんて思わないで欲しい。 人は一人になると、沢山の人々に出会い、沢山の別れを経験する。 そして、その中で沢山の人々に 「辛くなったらいつでも言えよ」 などの 「助け」 を貰う。そして、その時始めて 「自分は一人じゃない」 と実感する。 そして、沢山の涙を一人でながす。 だが、涙を流すことで今までの 寂しさ 苦しさ 辛さ を流すことが出来る。 だから、忘れないで欲しい。 人は沢山の人々に祝福され産まれ 沢山の人々に祝福され、この世を去る。 つまり、いつも一人ではない。祝福してくれる人が自分にはいる。だから、その人々は一番の「助け」だということを…
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!