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他にも、会話一つ一つにその特徴を出すことだって出来る。
例えば、口癖。どんな人間にだって口癖はある。それはとても小さくて見つけにくい所にあったり、とても分かりやすい所にあったり。でも、あるのは確実。
「~ッス!」こういう口癖を使う人だっているし、「~だよねぇ」というように、語尾を延ばすことが口癖だったりする人もいる。そういう口癖を加えてみれば人間らしさが上昇し、入りやすくなったりするのだ。多分。
着ている服にも注目してみるのも面白いかもしれない。服は人の雰囲気を変える。そういう言葉がどこかであった気がするが、まさしくそのとおりだ。
日常で着る服などを考え、それをキャラに当てはめることで、「あ、ここに出てる服私の持ってる服に似てるかも」と読者に思わせ、少し楽しい気分にさせる。そういう小さな配慮で楽しくさせてみたらこれから先面白いかも。
以上の三つを自分なりに工夫してみれば、例えどんなにありきたりな話でもいくらでも面白くなる。
使い方一つ、という奴だ。これからケータイ小説を書く方には是非とも頑張ってもらいたい。小説を書くのは、登山をするのと同じだ。途中の風景で楽しんだり、登るのに苦しんだり。
登りきった時、達成感に包まれるかつまらないと思うかは自分次第。
俺の勝手な意見だけど、どなたかの役に立てれば幸いですね。
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