楽しみと悲しみは紙一重、なんて事を言ってみる

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 そして、ストーリーを書いていけば「設定」も必要となる。俺はこの設定を書くことがいかに楽しめることにつながるかどうかで、小説のレベルはかなり上がるものだと思う。    設定を書く。これもまた一種の楽しみだ。ストーリーを詳しく引き立てるため、どんどんと詳しくさせるから、自分がその中に入り込めたような気分になれ、それが楽しさとなる。    設定を考えることは面倒くさいという人もいるけれど、俺はそうは思わない。むしろ、この設定を楽しむことが書くことの醍醐味であるとも思ってる。    設定は、ストーリーの補足だけだと思ってるかもしれないが、実はそれだけではない。    ストーリーに必要ないような補足も入れてみてこそ、良いものなのだ。    他人がケータイ小説を読めば、当然その設定はストーリーやキャラクターの次に大事なものとなる。それは人を魅了し、小説という世界を更に楽しませてくれる。    そして、この設定で自分しか知らない設定があってこそ、小説を書くことは更に楽しめるのだ。  
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