約束

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後ろを振り向くと、隊長が剣で私の腹部を刺していた 「なんで?」 という言葉と同時に頭を過ったのは、姫さまの安全。 私は姫さまのいる方向とは別の方向を向き、 「…ひ…め」 と出せる声、精一杯で言った。 隊長はその方角を向き、急ぎ足で進んでいった。
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