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PM1:28 保育センター入口前
「とは言ったものの参ったな…」
「どうしたんですか?先輩?」
「事件の内容はだいたいわかったけど証拠がなんか…不充分な気がしてね。」
「それじゃあもっと色々な人に聞き込みしましょうよ!例えば………あ!あの門の近くにいる怖そうな人に聞きましょ。」
「どの人…!え!いやだよ何か怖そうだし…」
「平気ですよ。さ、行きましょ!」
「うう…(いやだな…)あ、あのぅ…」
「!」
「あ!行っちゃった…」
「きっと先輩にビビって逃げたんですよ。」
「いやいや!それじゃあダメだって!…あれ?」
「先輩?」
「何か落ちてる、名刺かな?…えーと『バルバトス金融社長バルバトスゲーティア』?(さっきの人のかな?)」
「あのー…」
「ん?はい?」
「カイルんち何かあったんすか?」
「え、いや、あのー君は…?」
「俺、カイルのクラスメートのカイウスって言います!よろしく!…で一体何があったんすか?」
…僕はカイル君の今の状況のことなどいろいろと彼に話した…
「へぇ~。今大変な目にあってるんすか…」
「うん。何か知っていることがあれば教えて欲しいけど…」
「う~ん………………………………………ないなぁ。」
「そう…(深く考えたな)」
「そうだ。カイルにこれ渡しといてよ。」
「…『宿題の催促』?期限は今日までになっている。何の宿題なの?」
「ああ、絵を絵の具で書く宿題だけど…」
「?(何か引っかかるな…)」
「あ、そういえばカイルの奴学校で何かあったみたいだな。」
「へぇ。その話聞きたいな。」
「それじゃあ一緒に学校に行こうよ。俺が案内するからさ。」
「そうか。じゃ行ってみようか…?おーい、アオイさーん行くよ!」
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