学生

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「んで今日はなんだ?」 優花の攻撃から起き上がった和真は興味深そうに新聞を覗き込んだ。 「おい、和真大丈夫かよ?」 「おう!俺はな不死身だ!!たとえ銃弾を受けようとかわす!しかし藤野の攻撃は避けれねえ!」 「だね、優花は一歩進めばボクサーいけるよ、ボクサー」 早川はシュッ、シュッといいながら一人でシャドーボクシングをしている。 俺らはそれを無視し、新聞に向き合う。 まずはそれを広げると、天気予報がある。 今日は十二月二十日だから・・・・・・、曇りだけど雨は降らない。 けれども週間天気予報を見ると、クリスマスは雪が降るそうだ。 なんか通だな、ホワイトクリスマスって。
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