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『……調子乗んな!!!』
旬が私に反撃。
後ろから首を締められた
でも全然苦しくない
やっぱ女子扱いしてくれてるんかな?
ムカつくけど何やかんや言うて優しい奴やしな
まあムカつくけどな←
【お前ら本間に仲ええな~】
まあ仲は良い
9年間一緒におって仲良くならん方がおかしいやろ
旬は首を締めていた手をほどきその代わり私の頭をひじ掛け代わりにして
『お前等って?俺の周りには誰もおらんけど?』
「ここ!!人をひじ掛けにすんな!!」
失礼ったらない
「………あっ!!!チビザル発見!!」
私はチビと言う言葉にかなり敏感。
バスケやってるからにはチビは不利
私が悩んでるといったら身長が伸びないこと
「チ…チ…チビ!?今チビって言うた?」
『下向くんしんどいわ~;;チビと話すんは体力使う』
このやろうっ
デカいからって……デカいからって…
でも言い返せない……
『何泣きそうな顔しとんねん;;泣いたら俺が泣かしたみたいになるから止めてや;;』
そう言いながら旬は笑って私の頭をなでた
ドキンッ……
心臓が激しく脈打った
顔が赤くなるのが分かる
「泣かんもん!!!絶対泣かんもん!!!」
実は結構ショックでした←
『あー半泣きやん;;』
「半泣きちゃうわ!!!」
………何なんやろ?
熱いし心臓ドキドキするし……
風邪なんかな?
もしかして重大な病気やったりして;;;
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