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『何焦ってんの??何があったん??』
美姫が私の顔に冷たい缶ジュースをなすりつけてきた
「冷たっ!!!えっと……」
言ったらダメってことぐらい分かってる
夏樹は大切な友達の一人やし…
「歩いてたらいきなりカメムシがうちの頭に飛んできてん!!」
『嘘つくならもっとましな嘘つけバーカ』
「嘘ちゃうって;;」
『まあええわ。それより早く食べてやー』
美姫は変に聞いてこないし口出しもしない
女子は隠し事をされたらしつこく聞いてくるから嫌な時もあった
でも美姫は違う
自分から言うまで待ってくれる。
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