霊感

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霊感

私 自身霊感は無いのですが、中学生の時に体験した事を書きます。 私の家は一戸建てで、当時 私の部屋は一階の和室を使っていました。 和室からは庭に出られる、大きめの縁側があります。 和室でしたので、縁側のところの硝子戸にはカーテンではなく、障子が建てつけてありました。 その時期は夏で、暑かったので庭に通じる障子を少し開けて 夜風を入れていました。 私は その障子を背にして机に向かっていたら… いきなり背後から 女の声で 『ふふふふっ…』 驚いて振り返ってみましたが誰もいない… 庭も確認しましたが誰もいない… 怖くなり 恐る恐る障子を閉め 『私は あなたに対して何もしてあげれる事はありません』 心の中で言ったのを覚えています。 あのとき 私は何故笑われたのか 今でも疑問に思っています。 数日後 トイレで用をたした後 流そうとした瞬間… 『またね』 女性の声で、右の耳元で囁かれました。 このときは、不思議と恐怖感も無く 嫌な声でもなかったので 悪い霊ではないと勝手に解釈しています。 この話もモバ友から提供していただいた話です。 この話では良い霊か悪い霊かは分かりませんが、たぶん心配いらないと思います。 そして彼女には霊感があると思います。 元々 土地や家に憑いている霊かもしれませんし、どこか出先で憑いてきた霊かもしれません。 もしかしたら先祖からの注意や警告かもしれません。 しかし誤解しないでほしいのは、霊は人間と一緒で 悪い霊といわれるのは少数です。 良い霊や何もしない霊の方が多いと言われています。 ただ 霊から何かしらのサインがあった場合は 気をつけたほうが良いと思います。 大きな危険や災難を警告する先祖からのサインや 力の強い悪霊からのサインの場合がありますから…
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