チャリンコ

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チャリンコ

私が友達と2人で自転車に乗っていた時の話です。 友達は私の左側で自転車に乗っていました。 2人で くだらない話をしながら、いつも通る道を走っていました。 いつも通る道、いつも通る脇道に入った瞬間… 『シャアアアァァ…』 聞き覚えのある音が聞こえてきました。 その音は間違いなく、ペダルをこがずに坂道を下る時の自転車の音でした。 その音を聞いた瞬間、友達と顔を見合せ… 私は 『聞こえた?…』 友達は 『うんっ…』 2人で猛ダッシュして逃げました。 聞こえたのは私の左側… 2人とも他に誰もいなかったのを視覚で確認していました。 知らないうちに、もう一人の何者かと走っていたみたいです… この話もモバ友から提供していただいた話です。 私も バイクに乗っているとき、タンデムシートに何者かの気配を感じたことが数回あります。 あとから その場所が死亡事故現場だと知って、恐怖を感じたりした覚えがあります。 今回の話も、もしかしたら その場所で死亡事故があったのかもしれませんね… 自転車の死亡事故が… 死亡事故のあった場所は、不思議と事故が多発するものです。 すべての事故多発地帯が霊の仕業とは思いませんが、霊の仕業で事故が多発している場所は多数存在します。 そんな場所を通る場合は、気を抜かないで通ったほうがいいですね… 交通事故は一瞬が命取りになりますから…
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