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母
母が亡くなった時の話です。
母が逝った時、私の携帯から母の友達や 保険会社に着信のみの電話が掛けられていました。
私の携帯の発信履歴は残っていなかったのですが…
何故か 私の携帯番号が着信履歴として残っていたそうです。
私は母の友人や保険会社の番号など、もちろん知りません。
今でも 不思議です。
そして 火葬して自宅に遺骨になって帰った時、近所に亡くなった母が挨拶に行ったそうです。
どの家も声だけだったそうですが…
そして母の遺骨がある間は、私が出掛けるときには必ず『行ってきます。』と 声をかけて 出掛けていたのですが…
あるとき 『行ってらっしゃい』と笑いながら手をふる母が台所に立っていました。
すぐに消えてしまいましたが…
母は納骨するまで自宅にいたみたいです。
この話もモバ友から提供していただいた話です。
この話を読んだ お母さんは満足して逝ったような感じを抱きました。
たぶん この先ずっと家族を見守ってくれることだと思います。
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