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実家
私の実家の話です。
高校生になるまで私の部屋の窓からは林が見えました。
夜になると不気味な雰囲気…
私は夜中にひとりで起きてるのはできるだけ避けていましたが勉強しているとどうしてもひとりで起きてることが増える。
夜中までひとりで起きてると外から私を呼ぶ声が聞こえる。
たまに襖の向こうからも…
家族は寝ているから有り得ない。
父の声で呼ばれることが多かった。
絶対呼び声には応えないのが私の中のルールでした。
当時、窓の外に人が居るのは不可能なこと…
崖だったのだから。
たまに「コンコン」と窓を叩きながら名前を呼ばれることも…
改装して私の部屋の窓側は物置ができ、林が見えなくなってから呼ばれることはなくなりました。
今でも実家に帰省しても自分の部屋には寝ません。
実家は私と相性が悪いみたいな気がします。
実家に長く滞在すると体調不良になるので…
私以外はなんにもないのです…
何故私だけなのかが不思議です。
この話もモバ友から提供していただいた話です。
霊は波長の合った人に、ちょっかいだします。
この話の場合はモバ友にだけ波長が合ったのかもしれません。
しかし霊感といった能力は遺伝する事が多いものですから、実家の家族も もしかしたら気づいているのかもしれません…
何らかの理由で その事を隠しているのかもしれません。
もしくは モバ友にだけ、波長が合う霊や生き霊なのかもしれません。
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