あなたの知らない世界 第三夜

ビル

この話は Ｍが店を出そうとテナントを探していた時、一番条件の良かったビルの出来事です。

このビル Ｍが店を出す かなり前からあるビルです。

Ｍは、お店を持つことになり、テナント探しをしてました。

飲み屋街には、いろんなテナントがあります。

Ｍは、 ビルの最上階で 店をやるのが夢で、条件の合う物件を探していました。

たまたま 来月から あるビルの最上階が空くから
『そこは、どうかなぁ』

『今 現在 営業中だけど見に行くかい？』

夕方 営業前に 見せてもらえることになりました。

店内は 広く １つ１つのボックスが 仕切られ お客様のプライバシーは守られVIP席もあり すごく魅力的な店でした。

お店を閉める理由をオーナーさんに聞くと ママ自身が 体力の限界と チーママも もう少し小さい店を出したいってことで 移転をするってことでした。

Ｍは少し 考えたいと言い、 一応 オーナーさんとママに連絡先を 教えて帰りました。

Ｍは どうも あの店が 気になり 夜 営業中の雰囲気も見たいので 一度、連絡を入れてから見に行こうと思っていました。

その夜 ママさんからの突然の電話…

『今から お店に来ない？営業中の店もみてもらいたいから』

Ｍも 行きたいっと思っていたので

『店が 終わったら お邪魔します』と 伝え 電話を切りました。