廃園

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私の前に、 ミラーボックス?鏡でだけで 出来ている 迷路みたいな やつです。 「よし、これ入ってみようぜ~」 確かに、まだ、入れそうな雰囲気はしましたが。 中に入ると、8人の姿が映し出され、ピースをしたり、手を振ってみたり、と ふざけながら、前に進みました。 一番後ろには、私を指名する男の人が ついてくれました。 しばらくは、笑いながら 前に進みましたが 私の後ろを歩いていた 男性が 「あい 見ろよ? あれ なんか 変じゃないか?」 私は、変だと言う方向を見ました。 男性が 「なぁ~ 俺たち 8人だけだし 前を 歩いてるのは、俺を、抜いたらあいを入れて 7人が歩いているはずなのに どうして 8人なんだぁ? 」 私は、 「これ ヤバいかも…、あれっ… 霊感があるの?」 男性は、 「実は、俺は、寺の息子で 来月から 修行に 行くから 最後に 楽しもうと 飲みに行ったんだぁ。」 「あいつら達は 気づいてないから、このまま 出口に行こう。あいちゃんは、大丈夫?」
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